Healthcare

Universal Steel Wall

熊本市内の先祖代々続く診療所の建て替えで、診察を休むことなく解体工事を経て、余白の敷地に新棟を建設した。新しい診療所は、先代の知恵も借り動線を改善して使い勝手に徹底的にこだわり、又将来の経営環境の変化による施設類型の変更に対応出来るようフロア単位で機能をはっきり分けた為、各階のプランが全く異なっている。また、高度な医療施設の設備的要求に応えるため、機能に応じた「下がり天井」を設けこれが内部空間を特徴づけている。この下がり天井は内部空間の高低のメリハリと、コンクリート打ち放しの天井を這うような動きをもたらしている。外観は、構造壁、目隠し壁、下がり壁などランダムな壁によりできる「隙間」が開口部として室内を照らし、風通しを良くしている。この多様な隙間は、複雑な内部の機能をそのまま外部に表現しています。硬いイメージの病院建築を閉じた箱ではなく、地域に開かれた診療所であることを表現しています。 省エネルギー高寿命に配慮し基礎断熱+コンクリートの外断熱工法+ペアガラスを採用した。2016年の熊本地震では、隣の2階建てRC住宅には亀裂が発生したが、病院は幸いにも地震の影響はなく、災害時も地域医療を支えることができた。

設計 株式会社 SHA一級建築士事務所
用途地域 近隣商業
構造/規模 RC造/3階建て
法定建蔽率/
法定容積率
80/300
敷地面積 1058.15㎡
延べ面積 1294.610㎡
設計協力 構造設計:吉田一成構造設計室 吉田一成
設備設計: (有)イオス設備工房 遠藤和広 高橋翔
設備設計:(有)コモド設備計画 山下直久
施工 株式会社 増永組 出田泰久 榎田和昭 小野寿夫
写真 @Hiroyuki Hirai

Other Works

矢印アイコン