Residential
Universal Steel Frame House
設計当初独身であった若い施主からは、コストを抑え、改築できる余地を残しつつ、ボリュームのある背の高い吹き抜け空間が求めらた。地盤も良くないことから、木造並みに軽量な鉄骨造とし、壁と窓の寸法を標準化・パネル化して徹底した乾式工法とするなどコストパフォーマンスの高いスチールフレームの構造・工法・空間のシステムを考え、施工も分離発注で行った。私は、空間があるシステムで裏付けられ、多様な意味を持っていることが豊かな空間を発生させるために重要であると考えている。時にはそれは予条件として、乗り越えることが困難な呪縛となるかもしれない。呪縛と考えるかシステムと考えるかは、空間を作る側の姿勢の問題でもあるが、システムを空間化すること、その中にも無限の可能性があると信じている。この住宅では、それが構造のユニット化(=工法)と開口(=光)を同時に考えることであった。構造・工法・空間のそれぞれに連携しあったこのシステムは、どこまでも連続して多様な空間をつくることができる。私はこれをユニバーサルスチールフレーム構造と呼んでいる。
| 設計 | 株式会社 SHA一級建築士事務所 |
|---|---|
| 用途地域 | 第1種低層住居専用地域 |
| 構造/規模 | 軽量鉄骨構造/3階建て |
| 法定建蔽率/ 法定容積率 |
60/150 |
| 敷地面積 | 113.68㎡ |
| 延べ面積 | 113.68㎡ |
| 設計協力 | 構造 金田充弘 |
| 施工 | 金成工務店 金成隆宏 |
| 写真 | @Hiroyuki Hirai |