Residential
みずまのあるガレージ
既存住宅の南側の細長い土地を購入した車愛好家のためのガレージ増築計画である。初めにオーナーは既存住宅のハウスメーカーに設計の相談をしたが、大きな車を入れる開口が確保できなかった。我々は、開口の柱を100角の柱で構成可能な特殊な構造方式を採用し、細長い敷地間口いっぱいのガレージ入口を提案した。この構造は、ガレージ入り口の幅を最小限にするために主要構造とはせず、柱を敷地中央に集めそこから両側に床を伸ばしてヤジロベーのような鉄骨構造で建物を支えるものである。つまりブレースで前後の建物を吊った橋のような構造となっている。1階はガレージ、2階はバーを備えたラウンジ、屋上には、奥様の家庭菜園という趣味の空間でもある。太陽をたくさん取り入れるため、既存住宅と増築部分はできるだけ離し、風と光と風の通る水間も提案。そこは、6cmくらいの水が貯められ、夏には子供の水遊び場になる。
1階の間仕切りは、南北ともシャッター、2階の間仕切りはすべて折戸とし、道路から間口いっぱいの風が、既存住宅まで届くチューブ状の空間となっている。
| 設計 | 株式会社 SHA一級建築士事務所 |
|---|---|
| 用途地域 | 第2種住居地域 |
| 構造/規模 | 鉄骨造/2階建て |
| 法定建蔽率/ 法定容積率 |
60/200 |
| 敷地面積 | 63.57㎡ |
| 延べ面積 | ー |
| 設計協力 | 構造設計:吉田一成構造設計室 |
| 施工 | 株式会社NK 内藤久嗣 西村建設株式会社 西村浩一 |
| 写真 | 清野 泰弘 SHA |