Residential

ほそながい家

変形敷地に建物をあわせ、最大限の採光を得られるよう南側の庭を囲むように部屋を配置した。行き止まりの道の手前、敷地北側の三角地帯は駐車場である。1階はコンパクトに2階は背の高い空間とした。変形土地を有効に使い、シルバーの塊を外に出っ張らせ、それをTVや本棚、押入れなどの収納とし、室内の細長い空間を確保した。室内の凹凸を最小限化する外部のシルバーの出っ張りは、すまいの機能の塊であり、外観上の装飾的要素でもある。道路から木製格子の引戸を開け、外部エントランスの中庭にでて、玄関ドアを開けて室内に入る重層的な空間構造となっている。室内においても動線の特徴は、すべての部屋が一筆状に連続していることで、あまり使わない和室へは、玄関から2階へ上がり、リビング床の隠しドアから階段を降り、外部エントランスの中庭上部を通って降りていき、和室引き戸の大開口を開けると中庭につながるというメビウスの輪のような終わりのない連続した空間構造を持っている。

設計 株式会社 SHA一級建築士事務所
用途地域 第一種低層住居専用地域
構造/規模 木造/2階建て
法定建蔽率/
法定容積率
40/80
敷地面積 89.38㎡
延べ面積 71.70㎡
設計協力 構造設計:吉田一成構造設計室
施工 株式会社 坂口工務店 渡辺幸市
写真 @Hiroyuki Hirai

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