Interior
いろの変わる部屋
鉄筋コンクリートの2階部分の総リフォームである。奥さんの趣味のペルシャ絨毯が敷ける広いリビングを作った。日中は診療所に居続ける施主のために、天気や季節によって窓から入る光のいろが変わる部屋である。たくさんの蔵書や趣味の音楽CD、レコード、これから増えていくモノを収納する長さ12.6Mの本棚を窓際に吊り下げ、その背後から光を透過させる。この本棚は、古い既存のアルミサッシュを隠すと共に通風や採光も調整でき、その上特殊な偏光板を背面に仕込んでいて、窓からの入射光と夜の室内の照明の反射光に応じて、いろがピンクから黄色へ、朝から夜にかけて微妙に変化してゆく。つまり、棚としての機能を持つとともに、室内空間に満ちる光の変換装置でもある。 翻訳家である奥さんがここでの仕事と家事ができる大きなテーブルと仕事の打ち合わせ時には余計なキッチン、冷蔵庫、洗濯機などのものは扉で隠せるようになっている。食事には大きすぎるテーブルには、穴をあけ空間と寸法を調整している。
| 設計 | 株式会社 SHA一級建築士事務所 |
|---|---|
| 用途地域 | ー |
| 構造/規模 | RC造2階部分 |
| 法定建蔽率/ 法定容積率 |
ー |
| 敷地面積 | ー |
| 延べ面積 | 168.5㎡ |
| 設計協力 | 渡辺陽子 |
| 施工 | 有限会社 ファインビルド 高橋和浩 |
| 写真 | 傍島利浩 |